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2009年7月

2009年7月21日 (火)

一ヶ月過ぎた

現場では金曜日だけが休日で、その金曜日も結構でないといけなかった。

カタールは祝日がほとんど無く、連休は夢のまた夢であった。

それに比べて、日本では土日は会社休みだし、祝日も多い。

私に取っては、現場の生活&仕事は苦痛だったと思う。

この連休中にNHKスペシャルで「マネー資本主義」の4回目と最終回を見た。

4回目はサブプライムローンのような金融商品を産み出した金融工学の話。

テレビ番組としての簡略化した説明で、私(素人)が一番感じたことは、

金融商品は、破綻するリスクの確率を想定している。 その想定は今までの実績から求められている。 その想定が大きく崩れるようなことが起これば、リスクを最小限にしていたはずの金融商品も安全ではない。

「想定」

これって、金融商品だけでなく、工事などの計画を立てる時に、必ず想定をして考えます。

- エンジニア・労働者は、必要な時に必要なだけ手に入ります。

- ユーティリティー(水、電気、空気等々)は、必要な時期に準備できています。

- ジョイントベンチャー相手側の仕事も予定通りに進む。

数々の都合の良い想定があります。

工事の遅れや不具合が出たときは、決まって「まさか、こんなことがおこると思わなかった」とよく言われます。

大体これは嘘のようです。 

「起こりえることは想像していたが、それを想定すると計画が立てられないから、考えないようにした」のが事実だと思う。

「想定」の信頼性がないと、いくら数式が良く出来ていても出てくる答えの信頼性はない。

問題を与えられたら、問題で使われれている想定がどれだけ正しいのか良く考えてから、取り掛かったほうが良い。

概して、学校の勉強の優等生は与えられた問題の範囲内では正しい答えを導けるが、問題自体を疑うことがないかもしれない。

与えられた想定を使っている限り、役に立たない答えが出ても、自分に責任はないと自己保身になってしまうからでだろう。

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2009年7月19日 (日)

中間管理職

モチベーションが下がりつつある。

今までは、個別プロジェクトの成功だけを考えて言いたいことを主張して行動してきたが、中間管理職はそう簡単に好き勝手な発言も出来ないようだ。

はっきり書けないので判り難く書くと、「世界全体の競争に勝って利益を出すためのグローバルな組織変革、多角化への資源配分、それと同時に現状の複雑化する業務の対応」。

例えるならば、嫁と姑に挟まれた何も言えないひ弱な旦那といった感じだ。

部下たちが言うことを聞かないとか、何を考えているのかわからないとか言った問題はない。

あるべき姿(正しいか正しくないかはこの際おいておく)と現実のGAPの大きさに唖然としてしまい、力が抜けてしまうのである。

日本の製造業の全てが抱えている問題と共通している。

下の面倒を見ることは昔から好きでしてきたつもりだが、

言われた事だけをして、無難にこなすことは得意でない。

中間管理職は向かないかもしれない。

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2009年7月12日 (日)

モチベーション

少し、昇進した。

今までも残業が付かない幹部職ではあったが、それは年齢的にそうなっていただけであった。

カタールの仕事では、自分の専門分野のリードエンジニアとして自分のチームをまとめて、仕事をうまく進めることを目的としていた。

リーダーではあるが、実際に管理職では無かった。

軍隊で言えば小隊長のようなものだろうか。

今度は中隊長のようなものだ。

いくつかの小隊が機能できるように、人員や配置を考えなくてはいけない。

場合によっては、軍司令部から他の部隊の補強のため、今まで育ててきた隊員を差し出すような要求が来るかもしれない。

最前線の現場に出ている小隊から応援要請があっても、人員不足のため涙を飲んで、現地調達でなんとかしろといわなければならないかもしれない。

今までとは違う切り口で、考えて行く必要がありそうだ。

そこでまず業務改革を考えなくてはいけなくなった。

改革と言えば、政治家が改革、改革はいつも言っている。 

あの小泉・竹中は、改革が不十分だから、よくならないのだと開き直っている。

話をもどす。

業務改革とは、REFORM(リフォーム)のこと。 仕事のやり方を見直すということだろう。

業務改革について、考えたことがなかった。

そんな物は意味がないと思っていたから。

しかし、今回は無視できない。

何か参考になる本を探しに、今日、ブックオフに行って来た。

ブックオフには、最新刊はないが、結構マニアックな本も混じっておいてあるので、この主の本を探すには一般の書店よりよい。

業務改革ずばりの本はなかったが、面白そうな経営学の本があったので数冊買ってきた。

その中の一冊は、「モチベーションエンジニアリング経営」。

成果主義だけで社員のモチベーション(士気)をあげるのは不可能。

社員ののモチベーションを如何にあげるかが鍵。 

我々の部署の場合、具体的には何をすればいいのか。

モチベーションを上げるよりも、下げるような事実のほうが多いからな。

 

ただ私のモチベーションは、少し昇進して、給料が少し上がったので今は上がっている。

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2009年7月 4日 (土)

帰任しました

 帰任報告書は最初の2-3ページを書き始めたがやはり時間切れということで、日本に帰って来ました。

I君には、現場にいる間に仕上げて置かないと後でできないよと、もっともらしいことを先輩面して言っておきながら、自分はそのとおりになってしまった。

まあ、これも自分の性格を熟知しているから、想定内であるが。

報告書は何のための書くのか。

一般に報告書は、何をして来たのか、何が起こったのか、最後に個人としての感想なり提案を書く。 

現場で自分で記録をちゃんとつけていなかったので、いざ書こうとすると、日にちや、人数、計画と実際のズレのデータが出てこない。

技術的な話なので、やはり数字を基に、書かないと子供の遠足の感想文になってしまうので、普段からちゃんと記録を残してないと苦しい。

とにかく、自分が伝えたいことだけ、カタールに残っている後人の早く書かないと。

では、人の書いた報告書はどのように読むのか。

この仕事が始まった時、どのようにやるべきか、人の報告書を参考にした。

大プロジェクトほど、現場は辛そうだった。

技術的に厳しいのは仕方ない。

それは自分の経験、能力がまだ十分でないだけであって、それは補完してしてくれる先輩たちがいる。

地獄だったとか、一人に負荷がかかり過ぎるとかという悲痛な感想もあった。

仕事をきちんとして、家庭を犠牲にして(本人はしたくてもできなかったはずだ)、すべての時間を仕事に費やしていたにもかかわらず、周りの理解と協力が得られない場合がある。

気の毒である。

私の場合は、その報告書の通りにならないように、時々読み返した。

組織(自分のチーム)の作り方、支えとなる相棒、顧客との関係等々、全て期待よりうまくいった。

怖いくらいだ。

余りにうまく行き過ぎたので、他人から妬まれるほどだ。

あそこは顧客が協力的だから、うまく行くんだ。

ちょっと待ってくれ。

違う。 協力的になるように、最初から考えて進めて来たんだ。

協力的になってもらうためにはどうするのか。

尊敬されるようにならないといけない。

信頼だけでは十分ではない。

どうすれば尊敬を得られるか。

相手の期待を超えるサプライズを、初対面から早いうちにデモ出来るである。

こういう事をいつも言ったりしているから、相棒からはいつもトリッキーだといわれてしまう。

鬼嫁には、俺は家族のため、仲間のため、日本人のため、世界平和のために働いているんだぞと言い続けてます。

鬼嫁は、善人の振りして、自分のやりたいように誘導していると見破ってますが。

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